G1 有馬記念 2023
こんにちは、鰻ノ森ウマ部です🐴
暮れの中山で行われる、オールスター夢の共演
有馬記念のレース展望・出走馬分析になります。
【馬場】
中山2500m(右A)
競馬ラボより引用
(https://smart.keibalab.jp/db/race/202312240611/course.html)
・状態・時計・TB・・・良馬場・稍速〜普通・内≧外
今週からBコース替わり、全体的に芝の状態は良く時計は例年より速め、やや内有利も展開次第で外差しも決まる。
外枠不利、コーナー6回
ゴール前2mの急坂を2度
1〜2コーナーから向正面にかけての下り坂、直線まで平坦
→ラスト5Fのロングスパート戦になりやすい
→スタミナ、コース適性が問われるタフな舞台
【展開】
テンのスピードからまずハナに立つのは、タイトルホルダーだが、タイトルホルダーは後続の脚を削ぐ逃げ、またアイアンバローズ陣営のコメントから早めにハナor突く強気な乗り方をする可能性が高く、前半スローになる展開は考えにくい。後半3〜4角から早く仕掛けたい先団のディープボンド、外からスターズオンアースらも持久力を活かして押し上げてくるはずで、コース形態も相まって終始淀みのないミドルペースの持久力戦になると想定。
スタート〜3~4コーナー
スタンド前
3〜4コーナー
直線
【狙い】
①スタミナ高(中長距離実績)
②ロングスパート力高
③舞台適性(コース実績・Cr性能高)
ペースは流れて淀みのない展開、前の馬は厳しく、狙うは逃げ馬たちの一列後ろでロスを抑えつつトラックバイアスを活かせる先団内目or中団〜後方外目から上記能力が発揮できるタイプ。
【暫定印】
本命はスルーセブンシーズ。抜群の中山実績が示す通り、高いCr性能と瞬発力、持続力を持ち、後半持久力戦にも対応可能、今回狙うポイントを全て兼ね備えている。分析で触れたように今年に入っての成長・充実ぶりも目を引く。絶望枠とされる8枠も、差し脚質および外にスターズオンアースが入ったことは大きく、勝負所で先に仕掛けた10or16を目標に仕掛けやすい枠順。グランプリ男・池添騎手の大胆な騎乗に期待したい。
対抗、単穴評価に本命馬が目標とするジャスティンパレスとスターズオンアース。ジャスティンパレスは、天皇賞(秋)、宝塚記念の内容からも能力評価は最上位(S)。スタミナ豊富で、前〜中団の内2,3頭目追走→勝負所から流れに乗ったスムーズな競馬が出来そう。無理に出していく形ではなく、出たなりで余裕を持ったレース運びが出来れば大崩れは考えにくい。
スターズオンアースは、ベスト舞台ではないものの後半持久力がストロングポイントで展開適性を評価。大阪杯や前走の内容を見ても力は最上位(S)。大外16番も、ストライド走法で内すぎる枠よりも、外目からロングスパートの得意の形がしやすい枠&枠ロスを超える能力があると判断。この舞台のルメール騎手の安心感も高く、大崩れは考えにくい(3,4,2,8)。
ソールオリエンスは、舞台適性とスタミナ○。絶好の1番から内好位追走、後半ペースアップも内で流れに乗って4角Crからギアチェンジで直線伸びる理想の形が取れそう。川田騎手ならポジションを取りにいくはず。
タスティエーラは、理想もはもっと内目の枠だったが、優れた後半持続力は大きな武器で、今回狙いたい3〜4角外目Cr加速からのロングスパートが可能。この馬のレースセンス&鞍上ムーア騎手の手腕にも期待。
ライラックは、ロングスパート力が持ち味。中団で脚を溜めて早仕掛け→3〜4角外Cr→直線伸びるこの馬の理想の形がしやすい枠順に入れた点を大きく評価。今年の成長も光る一頭。
ドウデュースは、この馬の取捨は最後まで悩んだ。高いCr性能があり舞台適性は問題なく、なにより距離に不安を抱える中で、ロスを抑えられる内目5番の絶好枠が大きい。秋3戦目もただ追い切りや取材映像を見る限り出来は維持、それ以上の気配を感じる。抑えることにする。