こんにちは、鰻ノ森ウマ部です🐴
2024年オークスの出走各馬の分析評価になります。
過去レースおよび走法をメインに、各馬の特徴を分析・個人的見解をまとめています。
少しでも参考になれば幸いです。
【レース展望・暫定印】
コース
東京芝2400m Bコース4日目 良馬場
3〜4角にかけて内ラチ沿いにやや痛みが見れるが、直線は良好な芝状態。引き続き速い時計の出る馬場状態で、TBは内外フラット。
展開想定
逃げ候補は4.パレハ、11.ヴィントシュティレ、16.シャウナンマヌエラですがどの馬も競り合うタイプではなく、メンバー構成的にもミドル〜スローペースに落ち着きそう。
スタート〜1コーナー
セオリー通り、直線での決め手が問われる展開になりそう。
その為、いかに道中脚を溜められるかが鍵になりますので、折り合いに不安がなく、決め手(TS×持続力)があるタイプ、能力が高い馬を素直に狙っていきたい。
暫定印
◎7.ステレンボッシュ(S)
東京向きな決め手があり、距離・折り合いにも不安は少ない。中距離タイプでありながら、マイル戦の桜花賞、阪神JFでアスコリピチェーノと接戦を繰り広げた内容からも能力は世代屈指。戸崎騎手テン乗りですが、馬のリズム重視のスタイルで合いそうです。
不安を挙げるなら行き脚が付きすぎて折り合いを欠いた場合や直線で前が詰まる等の不利が考えられますが、走ってみなければわからない点ですので、ここは素直に能力&適性を信頼します。
○12.チェルヴィニア(S)
瞬発力とストライドを活かした末脚が武器。
桜花賞は対抗として期待しましたが13着。大外枠から壁が作れず溜めることができなかった点、右回りも合わなかったと考えています。
今回中距離・綺麗な芝の東京コース、中目の偶数番とベストな条件、逆にいうと言い訳ができない程条件が揃いました。
一週前追い切りで自己ベスト更新と状態面でも上積みが見込めますので再度期待したいと思います。
▲5.コガネノソラ(A)
小柄ながらダイナミックなストライド走法で、溜めが効いて爆発力のある末脚が武器。出たなりのポジションから競馬ができる点も魅力。相手強化になりますが、秘めたポテンシャルに期待したいと思います。
▲15.サフィラ(A)
低くストライドを伸ばす持続力タイプで、上3頭と異なるタイプですが、小柄であり本質的には距離は1800m以上の中距離が合っている印象なので、距離延長はプラス。
アルテミスSの内容を見ても、ストライドを活かして長く脚を伸ばせるという点では東京コースは合っていますし、距離も伸びて、今回本馬の適性条件であると考えられます。
阪神JFで1番人気に推されたように地力はありますので、50倍11番人気は不当な評価、直線スムーズならば十分差し込んで来れる可能性はあると思います。
ただし当日は+10kg以上で馬体を戻してきて欲しいです。
△1.ミアネーロ
決め手で劣ると評価しましたが、距離適性・折り合い面を評価。内枠から上手く捌いて来れれば。
△8.ホーエリート
キレはない分、持続力に優れた本馬。パワータイプの印象でスピードに対応できるかは未知ですが、距離不安もなく、過去レースから、ミアネーロやアドマイヤベルとも差はないと考えていますので人気も加味して抑えます。
△18.ランスオブクイーン
分析で2走前モレイラ騎手乗り替わり時から走法が良化したと挙げましたが、ストライドがよく伸び回転力があり溜めが効いて爆発力が発揮できるようになりました。相手は格段に強くなりますが、末脚が活かせる東京コースでどこまでやれるか楽しみな一頭。
抑10.アドマイヤベル
フローラSのレースレベルは低かったと見ていますので、人気ほどの信頼はない印象。コース実績と持続力はありますので余裕があれば抑えても。
抑14.ライトバック
溜めてからの決め手は抜群ですが、やはり折り合いがネック。距離に不安もある中での折り合い不安ということでかなりギャンブル要素強め。
見13.スウィープフィート
ライトバック同様折り合い不安が言われていますが、それに加えてチューリップ賞での末脚を見る限り、長い直線でいっぱいに追える持続性はないと見ています。ですので今回も最後方で折り合い専念の形となった際、差し損ねる可能性が高いという見解です。